DPAT,DDAC,MTCSS、Crystallizedシリーズに代表されるハイエンドオーディオ機器はもちろん、オリジナルポータブルオーディオ機器,PC audio(PCオーディオ)やHTPC,そしてAV機器などオーディオだけでなくコンピューター,アナログ技術を駆使して高度なオリジナル商品,カスタム商品,カー用品をお届けする それが OJI Specialです。改造、特注などのカスタム品 custom-made もお気軽に

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2009.08.30 W5000+ALO 18G

オーディオテクニカ ATH-W5000に他社製ケーブル ALO 18G Cryoの組み合わせです。
これは かなり大変でした。と言いますのは 線が太く中に入らないのです。試行錯誤した結果 ゴムブッシュを外し 内部は太めのテフロンワイヤーで接続しました。
今回分解して思ったのですが、いままでW5000は何台も改造していますが、今回は一番木製のハウジングのはまり方がきつかったです。当初接着剤でとめてあるものだと思っていたのですが、全ばらしした結果そうではなく ただはめあいがきついだけでした。やはり木は誤差があるみたいですね。
とにかく ピッタリ隙間がない方が良いと思います。そういう意味で 今回のものはあたり!?なのかもしれません。
ワイヤーは コネクタが付いていますので 内部まで分解して その根本から外しました。1cmでも短くなると やはりいろいろと問題が出る場合もありますので 手間はかかりますが、できるだけ長くするように心がけました。根本からカットすれば 1秒で終わりますが、根本を分解すれば 15~30分くらいはかかってしまいますが、何か合ったときのためには 長い方が良いです。

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さて W5000の出音はどちらかというと繊細でスッキリした音です。OJI Specialのワイヤーは それプラス 太めの音質を狙っていますが、このワイヤーもそんな音が出そうなワイヤーでした。
実際にリケーブルしてみると 想像したとおりの音でした。広帯域で完全にフラットという感じより、ゆったりした低音が出る という感じだと思います。

こういう感じで 他社製ワイヤーも利用改造可能なので これ! と言うものがあれば是非お問い合わせください。今までの経験を生かし、装着いたします。

お客様の感想

この度は大変お世話になりました。初めに聴いた時は、まだ音の分離が悪くごちゃごちゃしている印象でしたが、慣らしていくうちに改善され、例えば楽器の一つ一つの音が手に取るように分かるぐらいまで分離が良くなりリアリティのある音色になりました。
W5000自体これは環境にもよると思いますが馬力不足というのが気になっていました。 ですが、今回ALOケーブルを使ったことによってエネルギッシュで迫力が増しました。 この点については個人の好みによるかもしれませんが、私はとても気に入っています。

製作して頂く過程では丁寧な対応で、こちらの思うとおりにして頂きとても嬉しかったです。また何か思いついたらお願いしたいと思います。
ありがとうございました。

2009.08.22 最新アルゴリズムによるPDM_Player V764開発中

DPAT-01では PDM_Playerという世界でも初めてのデータを整列させた超高速ディバイスによるメモリー再生を行いましたが、DPAT Seven64でははじめから メモリー再生をサポートしています。
オプション設定無しで メモリー再生が楽しめます。もちろん DPAT-01からさらに進化したDPAT Seven64のメモリー再生です。
メモリー以上の高速性を誇るキャッシュを使い プログラムもデータも全てメモリーに展開するという手法を採用して レイテンシなどの問題を一掃しています。しかしながら レイテンシが問題となる領域を超えた メモリー再生ですが、OJI Specialでは まだまだ高音質となる手法を開発しています。
それが PDM_Player V764です。 ベータ版での再生となりますが、イベントでお披露目いたします。

さて DPAT Seven64は 他の再生装置と異なり、様々なフォーマットが再生可能なので あえて 何が再生できるか ということを書いてなかったのですが、問い合わせが多いです。また ストリーミング再生と HDD等からの再生 また CDの再生の仕組みとの違いもよく問い合わせが有ります。
DPAT Seven64でデフォルトで再生できるものは 下記となりますが、実は デコーダーを搭載すればいろいろなものが再生できます。


■ 再生可能ファイル形式
・WAVE(Microsoft社)(*.wav)
~ IEEEフロート 32bit 96KHz  PCM / ~ 24bit 96KHz PCM
・FLACオーディオ(*.flac) ~24bit 96KHz
・Ogg Vorbis(*.ogg) ~350KBPS 48K
・MP3オーディオ(*.mp3)~320Kbps

再生方式は 様々な方式が可能です。

■ 再生方式
・メモリー展開型ハードディスクダイレクト再生(SSDタイプディスク搭載機はSSD)
・超高速メモリー再生 (約1Gバイトまで)
・ストリーミング再生 (NAS、インターネットなどの外部サーバーからの再生)


2009.8.18 カーオーディオアンプ OJI Special

カーオーディオ 家庭とはまた違った難しさがある オーディオですが、良い製品も数多く存在します。そんな 製品をOJI Special化しました。

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ECLIPSE お客様から修理依頼を受けた商品です。
方チャンネル音が出ない時があると言うことで 接触不良を疑い、関連箇所(入出力関連のアンプ回路部分)全てハンダ付けのし直しをいたしました。
ハンダ付けは 双方の金属が溶融しているわけではないので 完璧に0Ωではありません。また 経年変化等で接触不良になることもあります。ハンダ付けのし直しでリフレッシュすることができます。今回は プラチナゴールドニッカスハンダも一部使いました。

修理依頼だったのですが、お客様は音質がかなり変わったことに対してビックリされていました。もちろん良い方向なのですが、昔から 業務機は職人の手作業によるものが多いのですが、同じように、量産でもハンダ付けを見直すことでハンドメイド良さが出たと感じています。 

FUJITSU TEN α5000M

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こちらは OJI Special改造です。
主に アナログ入力段の改造を行いました。約20点ほどの部品交換とかなり古いのでハンダ付けのし直し。OJI Specialでいつも使っている ハンダです。もちろん プラチナゴールドニッカスハンダも使用しています。
そして 電源部分特に小型のコンデンサーをハイエンドタイプに交換。特性の向上とレストアの意味合いがあります。
オーディオ機器は 新しければ全て言いと言う物では無く、アナログに関しては今も昔もさほど変わりません。逆に昔のアンプは コストをかけしっかりと作ってあるものも多く、今でも現役で頑張れる いや 現在以上の音を出しているものも多くあります。
改造後の音質は メリハリのある 輪郭のハッキリした音となり、ボーカルなど良い雰囲気で聞かせてくれるのではないかと思っております。