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ヘッドフォンアンプとBlend Tuneシリーズの上手な使い方

ヘッドフォンアンプの上手な使い方

BT-DOC-ex.jpgBlend Tune DOCによるimAmpとのライン出し接続 ヘッドフォンアンプは、音量を上げるだけでなく、どちらかというと ヘッドフォンやイヤフォンのドライブ能力を上げるという目的に使う物です。しかし ヘッドフォンアンプは万能 のように思われている部分がamp_gain1.jpgレベルの考え方ありますが、機器のレベルや用途が合わないと 逆効果で失敗することもあります。
どのアンプでも同じなのですが、適正音量という物が存在し、少ないとノイズレベルに音楽が埋もれますし、大きいと歪んでしまいます。そのような適正レベル以外の機材をヘッドフォンアンプに付けた場合でアンプの品質が問題無い場合(簡単なチェックは、アンプの入力をショートしてボリュームを適正値まで上げてノイズがない場合)以下のような弊害が生じます。特に問題となるのは プレイヤー側が適正音量まで音量を上げられないケースです。
 たとえば ボリュームの小音量位置では その構造や 耳の対数的な感度の特性から アンバランス領域を避けて なおかつ音質が良くなるボリュームを上げた位置にした方が良いと 多くのハイエンドユーザーさんは体感で分かっているが故、送り出し側のボリュームを下げてしまうケースが良くあります。すると オーバーオールでのアンプ回路としての適正ゲイン配分にならず特性が逆に劣化してしまう場合が多々あります。
 アンプは、歪みや周波数特性、ダイナミックレンジやSN比など ある一定の条件下でしか成り立たない基本的な 実際にはあまり意味のない特性だけでなく 実際の接続で意味を持ってくる、残留ノイズやゲイン配分、また 条件を変えた 最小出力付近、また 最大出力付近での特性やノイズ特性、混変調歪みなど様々なダイナミックな特性が関連してきます。


音量小の失敗例

 プレイヤー側の出力が大きい場合や残留ノイズが多い場合 または アンプ側のゲインが高すぎる場合に起こる現象で アンプを通して音量をヘッドフォンの最大レンジまで活用しようとするとプレイヤー側のノイズまで増幅してしまい ダイナミックレンジはさほど大きくならず 音量のみ大きくなった状態になります。この場合逆にノイズばかりが聞こえる結果となります。特に最近の高性能イヤフォンでは 振動板の質量が軽いために ヘッドフォンやスピーカーよりも応答性が良く、今まで聞こえなかったパルス性のノイズや高音域のノイズまで良く聞こえる結果となってしまいます。
さらに 小音量時では クロスオーバー歪みが多い領域であったり特性が良くない(音質が悪い)ケースがあります。

適正音量成功例

では アンプを通すことで ノイズも増幅してしまいますが、ダイナミックレンジは拡大しヘッドフォンの最大音量まで音量を上げられ 大きくしても歪みが無く、SNの良い  ドライブ感のあるダイナミックな音で音楽を楽しむことができます。
音量やゲイン配分が適正で、トランジスタ素子の動作領域の適正部分を使っている場合、アナログ回路ではクロスオーバー歪みのない、音質的にもレンジの広い高音質が楽しめます。
さらに ボリュームなど機械的な要因を含む回路でも アンバランスではない 良い領域でその素子を使うことが可能になり、結果的に高音質になります。



高音質接続のためには

DSC_3518.JPGimAmp OJI Special 特注ゲイン変更ヘッドフォンアンプを使う という前提で話をしていますので ゲインを稼ぐ方向では問題とならない若ですが、ゲインオーバーで絞らなければならない場合は様々な弊害が生じます。
それらの弊害を皆生する手段としては様々なアイテムや方法が考えられますが、例を挙げると以下の様な手法が考えられます。

プレイヤー つまり送り出し側の音量を適正音量にするか iPodのように DOCコネクタからラインだしできるような Blend Tune DOCのようなコネクタを使い ヘッドフォンアンプを使うことが前提ではないイヤフォン用のドライブアンプを通さない設定をしなければなりません。ただし オーディオ機器の中には 民生用機器としてはかなり高めの出力レベルのある物もありますので、注意が必要です。そのほか アッテネータ付きの ワイヤー(Blend Tune Cobalt 35PP ATT特注品)を使うなど プレイヤー側の音量を適正音量まで上げる必要性があります。
その他 ヘッドフォンアンプのゲインを下げてしまうと言う改造もあります。
この場合は 感度がある程度高いイヤフォンで なおかつプレイヤー側の送り出し品質がある程度音量が高い事が重要です。
その他 ヘッドフォンやイヤフォンの感度を合わせる と言う選択もあります。
どうしても使いたい ヘッドフォンなどが有る場合は そのヘッドフォンにゲインとパワーを合わせる と言うことが逆に必要になります。

マッチングすれば 適正音量までプレイヤー側であげられ なおかつヘッドフォンアンプの一番高音質な領域で音楽を楽しむことが可能です。



※ 音質からみた適正音量

 人の耳に悪影響を与えてしまう音量はいろいろ言われておりますが、ある商品では おおむね50%程度以下 と言う形でアナウンスされているようです。

DSC_3192.jpgBlend Tune Cobalt 35PP ATT特注仕様しかし 品物によっての音のパワーは違いますし、(絶対レベル)使うイヤフォンやヘッドフォンの能率などによってもその大きさは変わります。
したがいまして あまり大きな音で楽しむのは問題はありますが、ヘッドフォンアンプ側で絞る と言う前提で音質からみた音量を確認しますと おおむね 50~70%前後くらいが良い機種が多いようです。
50%以下になってしまう機種の場合、アンプのゲインの見直しや アッテネータなどの補助装置などの検討が必要かもしれません。